お盆その2  
 「迷子のお母さん」
正ー!
「お梅ちゃん」
早いね、もうむかえに来たようね!
「子供」
お母さん!?
 
   
 「迷子のお母さん」
正ー!
「子供」
お母さーん」
 
   
 「お母さん」
だめよ、勝手に離れては、
「子供」
うん、・・・
「お母さん」
でも、よく泣かないでいたね、えらいわ、
「子供」
うん
 
   
 「子供」
お姉さんありがとう、
「お梅ちゃん」
バイバイ、元気でね!
「子供」
バイバイ
 
   
 「子供」
バイバイ
「お母さん」
え?
 
   
 「お母さん」
おかしいわね誰もいないのに?なんなの?
 
   
 「お梅ちゃん」
良かった、うまく良いことが出来たからきっと功徳を積めたよね、
 
   
 「お梅ちゃん」
神様、仏様、どうかこのささやかな功徳を会うことのできない
お父さん、お母さんに届けてください。お願いします。
私はなにもいりません。お盆なのでせめてお父さん、お母さんの
供養をさせてください。お願いします。お梅より
 
   
 「お梅ちゃん」
うまくとどけばいいなぁ
 
   
 「お梅ちゃん」
ハーイ!お魚さん、こんにちは!
「お魚さん」
おっ、お梅ちゃん、元気だね!いいことでもあったのかい?
「お梅ちゃん」
うん、私とても幸せなの、
「お魚さん」
え、どうゆこと???
 
   
   
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