戦友の真意
新太郎は眠れぬ夜を過ごしていました。
新之助は感じていました。「なんとか話にはついていってるが 平次は俺とはスケールが違う」と驚嘆するばかりでした。
隊に帰る新太郎は平次の心の大きさに驚き、自分が 相談しょうと考えていた氏神さまのことが、あまりに私的で 恥ずかしく思い何も話せませんでした。そしてこれが 平次と最後の別れとなることなど思いもしませんでした。
新之助親子の里へ
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