シャワー
 
 
 
   
 「お梅ちゃん」
ひさしぶりに海を見にくると楽しいね!

「お魚さん」
そうだろ、ときどきは気分転換も大切だからね、

「お梅ちゃん」
ありがとう
 
   
 「お魚さんの仲間たち」
オーイ鯉太郎、元気かい、
「お魚さん」
ああ、元気だとも、みんなも元気そうでなによりだ」

「お梅ちゃん」
みなさん、こんにちは、

「お魚さんの仲間たち」
こんにちは!
 
   
 「お魚さんの仲間たち」
ところで今年の地球はあちこちで洪水がおきているのを知っているかい?
「お魚さん」
そうだね、おいらも少しは感じているよ」

「お魚さんの仲間たち」
おれたち見たいに泳げるのならよいけれど、人間は弱いから気の毒なものさ、
「お魚さん」
そうなんだよな、おいらは魚でよかったよ、うん、
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 「お梅ちゃん」
いけない!大水でまた多くの人がおぼれて死んでしまう、
 
   
「 お梅ちゃん」
あの・・・あの・・・・止めてください、多くの人が困ります。!
 
   
 ・・・・・・  
   
● お梅よ、今地球は乾きが進みとまらない、故に水を与え保水力を養い、森を作る
必要性を知らしめる時なのだ。
「お梅ちゃん」
え??どうして私の名前を?

●お梅よ、地上の神々が親しむ者は私の目にも映るからな、
「お梅ちゃん」
地球には大勢の人が住んでいるのにちっぽけな私の魂がわかるの?

●いかに大勢の人がいても地上の神々が親しむ善良なる者たちは少ない
  そういうことである、お梅よ、人にも地球にも無駄にしてはならない時間が
   あるのだよ、
「お梅ちゃん」
え?・・・・?
 
   
 「お梅ちゃん」
・・・・わかんない、・・・どうして・・・・
 
   
   
   
   
   
 「お梅ちゃん」
シャワーが・・・・
 
   
   
 「お魚さん」
どうしたのお梅ちゃん

「お梅ちゃん」
うん、お空の上でシャワーをかけていたのを見たの、そしてね、「お梅よ、今地球は乾きが進みとまらない、故に水を与え保水力を養い、森を作る
必要性を知らしめる時なのだ。」というの、

「お魚さん」
それはきっとお梅ちゃんが繊細だから洪水の悲しい話を聞くうちに幻を見たんだよ、

「お梅ちゃん」
うん、そうよね、私しっかりしないとね、
 
   
 「お魚さん」
そうそう、しっかり者のお梅ちゃんだから安心したよ、
でもね、それが幻でなかったら、それは地球からのメッセージかもね、
それも人間が感じるべきのね、

「お梅ちゃん」
ふーん、地球もつらいのかしら?
私も植林をしたい

「お魚さん」
そうだね、それが出来るのは生きた人間だけなのは残念だよね、

「お梅ちゃん」
うん!わたしね、人間に早く生まれ変わりたいと感じるのはじめて、
 
 ..END  
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