未来4
「お魚さんの友達」
夢かまぼろしか???
「お魚さんの友達」
・・・・・・
「お魚さん」
え?何?
「お魚さん」
えー?!なんだなんだ?!
「お魚さんの友達」
オイオイ、そんなにあわてるとあぶないよ、
「お魚さん」
うんうん、でも、どうなっているんだ?
「お魚さん」
あ、痛い!
「お梅ちゃん」
私のことであわてさせたの?ごめんね。大丈夫ですか?

「お魚さん」
本当のお梅ちゃん?あの、天国からお梅ちゃんのお父さん、
お母さんが迎えにきていたように見えてたけど・・
「お梅ちゃん」
うん、お父さんとお母さんがお迎えにきてくれました。
本当は紹介したかったの・・・
「お魚さん」
それでなんでここにいるの?
天国へはお迎えが来たときは素直に天国に行かないと
機会など今度あるかないかは分からないと知っているよね?

「お梅ちゃん」
はい、お母さんが教えてくれました。

「お魚さん」
それでなんで行かなかったの?

「お梅ちゃん」
うん、お魚さんに何も知らせないで勝手に天国に行くと
お魚さんに悪いと思って・・・

「お魚さん」
えー!うそー、そんなことで天国行きをやめるなんて・・・・!?
信じられない、
「お魚さん」
俺はもっとお梅ちゃんは利口かと思っていたよ、
そんなんじゃ、幸せなんか遠いよ、

「お魚さんの友達」
おいおい、言い過ぎ、言いすぎ、本当はまたお梅ちゃんと
会えて嬉しいくせに・・・素直じゃないな、
「お魚さんの友達」
本当に、ほら、お梅ちゃんが傷ついたようだよ、
原因はお前に気を使って残ることを苦悩してたと見えるのに、
そんなことしか言えないの?
「お魚さん」
あ、まずい!?
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